偲ぶ会
昨日、4月に亡くなった『Sさんを偲ぶ会』に出席してきた。
昔の同僚や仲間など50数人が集まり、夫人を囲んで賑やかな会となった。仙台や岡山からなど遠来の参加者もあり、自分としても長らくご無沙汰している人たちと久々に旧交を温めることができた。
席を移動しながら注しつ注されつ、昔話に花が咲く。そして宴が盛り上がった頃合いを見計らって、いよいよメーンイベント。
あらかじめ幹事が集めておいた懐かしい写真をスライドにして、次々と前方スクリーンに映し出す。『総務課時代』『新ビルチーム』…テーマごとに、ゆかりの深い人が前に出てきて交替でその思い出を語る。
だいぶアルコールが入った客席からは、
「誰?あの人…あんなに若かったの?」
と笑いの渦が広がる。
「この写真はいったいどこ?」
画面に見入りながら、懐かしさに声が弾ける。天国から故人がみんなをつないでいる。
こういう趣向の会は初めてだが、なかなかいいものだと思った。
タイミングも絶妙。3ヶ月も経てば悲しみも少しは癒えて、落ち着いて思い出話ができる。共通の知人が集まって故人を偲ぶには、ほどよい頃合い。
2時から5時。昼間の酒がよく効いた。二次会も準備されていたが、翌日の予定があったので、後ろ髪を引かれる思いで会場の赤坂を後にした。
帰りの新幹線で、Sさんの人徳の大きさを思う。64歳。短かったけれど、大きな軌跡を残した人生だった。
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