七夕
今日は七夕。
娘たちが幼い頃は、我が家も短冊に願い事を書いた笹を飾っていた。七夕の後、その笹を短く切ってゴミ袋に詰めていたら、次女が涙を浮かべていたことがあった。願い事が捨てられるとでも思ったのか。その次女も、今ではすっかり大人びた口のきき方をするようになってしまった。
ゴミの収集日には、小さい子供がいる家からは、相変わらず同じような笹が出てくる。色紙で作ったスイカやナスを、カラスが不思議そうに眺めている図も、現実的で夢がない。
子供の頃、七日の夜に、祖父母に連れられて近くの淀川まで笹を流しに行った記憶がある。夜の川面に、街の灯が逆さに映って揺れていた。今どき、そんなことをしようものなら環境問題で大変なことになるが、ロマンチックな心象風景としていつまでも脳裏に焼きついている。
そんな経験のないウチの子供たちには、ゴミの記憶だけが残るのかもしれない。でも、何だかそれも味気ない。
新暦の7月7日は梅雨の真っ只中。今年は雲の切れ目からわずかに星が覗いているが、残念ながら天の川は見えない。晴れる確率は26%だそうだ。年に一度の逢う瀬はままならない。
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ニオイバンマツリ
天満橋で降りて大川を渡るあたりから数珠つなぎ。好天に恵まれて、思ったより花見客が多い。年輩のカップルや女性グループのほか、地方からの団体客なのか耳慣れない訛りが聞こえる。





