マロン
我が家のマロンも、8月3日で7歳になる。
イヌの年に7を掛けると人間の年齢になるというから、もう立派な中年オヤジである。ボクの域に近づいてきた。
我が家に来たのは生後40日のとき。さすがに生まれ故郷のみかん農家(和歌山)など記憶にないだろう。
高速を飛ばして御坊ICまで受け取りに行ったら、黄色いバスケットの中で震えていたのが初対面。あまりに小さいのに驚いた。体重 500gほど 体長は 25センチもなかったと思う。我が家での最初の夜は、母親が恋しいのかクンクン夜鳴きをしていて、子供たちがその様子を心配そうに見守っていた。それが今では、仰向けになって大股開きで寝ている。
初めの頃は子供たちが喜んでいじり回していたのに、結局は散歩とエサやりは妻の仕事に落ち着いた。シャンプーはドライヤーが難しいので断念し、今ではプロにお願いしている。歯磨きと爪切りは嫌がって、歯ブラシを見ただけで逃げてしまう。妻が初めて予防接種に連れて行ったとき、人間のように腕(前足)を出したら「首の後ろです!」と獣医に笑われたらしい。たしかにあんな骨ばった細い足では注射針が刺せない。
イヌのくせに臆病で内弁慶。電話やインターフォンが嫌いで、ずっと吼えている。ネコもどうやら苦手と見える。一度家の裏でイタチに出くわしたようで、それからは裏には行かない。
一度見合い話があったのに、流れてしまった。マロンの子供を見たいが、これも縁のもの。一生独身で終わるかもしれない。
いつもケージに入れているのだが、たまに柵を飛び越えて出てくることがある。そのときは必ず長女の部屋でイタズラをしている。間違ってもボクの書斎には入らない。やっぱりオスの本能なのだろうか。
ヤマほどデジカメで撮った写真がある。子供たちの成長と重ね合わせて眺めるのも楽しい。いつまでも元気でいてほしいと願う。
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