一陽来復
今日は冬至。北半球では、昼間がいちばん短い日。
『一陽来復』ともいう。杜甫が「冬至、陽生じて春復(ま)た来たる」と詠んだように、古来から、万物の陰が極まり陽気の回復へ向かう節目とされてきた。
しかし最近はどうも影が薄い。あとに天皇誕生日やらクリスマスも控えているし、特に今年は12月21日(22日でなく)だから、忘れていた人も多いだろう。
暦は周期的に変わっていく。夜の長い冬至はそのどん底で、昔の人たちは厄払いのために身体を温め、無病息災を祈った。
今年の下半期は、そんな暦の巡りよりひと足早く、金融危機の大寒波が世界中を吹き荒れた。景気は急速に悪化し、雇用不安が拡大して個人消費の低迷に拍車をかけた。
新聞には暗いニュースが並ぶが、経済もこの日が陰から陽への転換点になってほしい。
さて、ゆっくりと柚子湯にでもつかろう。
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