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2008年4月 3日 (木)

ひとりごと

 この年になると、ふと人生の目的みたいなことを考えることがある。

 あまり個人的な欲はない。お金はないよりあったほうがいいだろうが、金儲けは人生の目的にあらず。「金の切れ目が縁の切れ目」というが、金でつながっているだけの人間関係は脆い。安いから来る客は、もっと安い店を見つけたら逃げていく。値段ではなく、商品やサービスの質で真っ向勝負できる人間でありたい。

 このブログのタイトルにしたからというわけでもないが、『雨ニモマケズ』の前近代的な価値観が結構気に入っている。この詩には、粗食、勤勉、無欲、奉仕、今では忘れ去られたような生き様が随所に散りばめられている。   

 唄なら『時代おくれ』がいい。要領よく立ち回るというのが何より苦手。不器用だけれどシラけずに、純粋だけど野暮じゃなく、男の嘆きはほろ酔いで、酒場の隅に置いていく。共感できる歌詞…

 自分が正しいと信じたことは頑固に貫く。他人(ひと)様に迷惑さえ掛けなければ、世俗的な評価など気にしない。大向こう受けする派手な舞台は苦手で、縁の下の端っこを担ぐ気楽な裏方がいい。

 好きなように生きて、好きなように死んでいった人。南方熊楠牧野富太郎などの自由奔放な人生が最近はちょっとうらやましい。

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