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2005年8月 8日 (月)

解散総選挙

 予想されたこととはいえ、解散総選挙になってしまった。

 こんなときに政治的空白ウンヌンと言う人もあるが、たかが40日のこと、ここまで来たら総選挙で国民の信を問うというのにボクは賛成だ。この数ヶ月の郵政民営化法案の審議では、国民は蚊帳(かや)の外に置かれていて、少しアキアキしている。ここは総選挙によって、有権者の審判を受けるのがいいと思う。自民党が本当に割れるかもしれないし、政界再編が起こる可能性もある。いずれにしても先行き不透明で、大きな地殻変動が期待できるだろう。

 思い起こせば、4年半前にすでに命脈尽きようとしていた自民党に、「構造改革」というカンフル剤を打ち込んで復活させたのは小泉さんだった。しかし、今度はいよいよ多臓器不全を起こして、末期症状を呈している。これ以上無理に延命処置を施さないほうがいい。

 今回のドラマは筋書きがなくて、見ているほうも面白い。今までのやり方ならば、どんなにモメても、必ずどこかの密室で談合が行われて、われわれが知らない間に握手してしまっていた。妥協や裏取引は、政治にはつきものだったのだ。しかし、今回は一徹者(いってつもの)小泉の面目躍如である。変人ぶりを最後まで貫いて、衆人環視の表舞台でガチンコ対決をしてほしい。少なくとも反対票を投じた議員は公認せずに、対立候補を立てるのがスジだろう。そうすると、争点もハッキリする。その時、反対派は新しい政党を作るのか、民主党や公明党がどうするのか、見どころは尽きない。

 しばらくは、真夏の「永田町ドラマ」を楽しめそうである。

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